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函館市で大木の伐採・抜根を頼むには|相続した実家の庭木・越境枝の整理

函館市
函館市の風景
写真は函館市のイメージで、本文で紹介している事業者とは関係ありません。撮影: 663highland(CC BY 2.5)/ Wikimedia Commons

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函館の実家を相続したものの、庭のオンコ(イチイ)やカラマツが屋根を越えるほど育ち、枝が隣の敷地に張り出している——市外で暮らす相続人からよく聞く悩みです。帰省のたびに気にはなっても、高さのある木の伐採は自力ではどうにもなりません。この記事では、函館市で1本から伐採・抜根を頼める2つの受付窓口を比較し、遠方からでも進められる段取りと、函館ならではの落とし穴を整理しました。

先に結論:函館市で頼める伐採窓口の早見表

サービス料金(税込)特徴受付
伐採110番伐採8,200円〜/本(重機使用・抜根・特殊な処分条件は別途)東証上場企業が運営する加盟店ネットワーク型。見積り後のキャンセル可、料金確定後の追加料金なし24時間365日
お庭マスター伐採は現地見積りで提示(公式サイトに一律単価の記載なし)。剪定は550円〜/本見積り・出張費無料の仲介型。作業依頼前ならキャンセル無料24時間365日

どちらも共通の窓口で相談を受け付け、実際の作業は現場に対応できる事業者が担当する方式です。金額の起点が公開されているのは伐採110番、剪定と伐採を並べて検討しやすいのはお庭マスターという住み分けになります。

伐採110番の中身——費用の起点を先に知りたい人へ

伐採110番は、東証上場のシェアリングテクノロジー(証券コード3989)が運営する受付窓口で、依頼内容に応じて加盟店ネットワークから対応事業者を手配します。伐採は1本8,200円(税込)からで、木の高さ・幹の太さ・作業の難易度に応じて見積りが決まります。「実家の庭の1本だけ」という単発の依頼もでき、切り株を取り除く抜根にも別料金で対応します。

現地調査をふまえた見積りは無料です(対応エリアや加盟店、現場の状況によっては費用がかかる場合があります)。見積りを見てからのキャンセルができ、金額の確定後に追加料金は発生しないとされています。請負賠償保険に加入しているため、隣家と距離が近い住宅地で万一の物損があっても補償の枠組みがあります。受付は24時間365日で、支払いはクレジットカードにも対応します(一部使えない場合があります)。

注意したいのは、8,200円〜はあくまで基本料金だという点です。重機が必要な大木や、処分の際に現場近くへ車を停められない立地では別途費用がかかります。西部地区の坂道沿いなど駐車スペースを取りにくい現場では、この加算に当てはまらないか見積りの席で確かめてください。

お庭マスターの中身——「切らずに残す」案も並べたい人へ

お庭マスターは株式会社アシストが運営する仲介型のサービスで、剪定を中心に伐採にも対応します。剪定は1本550円(税込)からと単価が明示されている一方、伐採の料金は公式サイトに一律の金額が載っておらず、費用は現地見積りで確認する方式です。

強みは、見積りと出張費が無料で、作業を依頼する前ならキャンセルも無料なこと。「金額を見てから家族で相談する」という相続の場面に合った使い方ができます。祖父母が植えた木をすべて伐るのか、剪定で低くして残すのか——相続人どうしで意見が割れやすいところですが、剪定の単価が出ているぶん「残す案」と「伐る案」の費用を並べて比べやすいのが持ち味です。受付は24時間365日、クレジットカードはVISA・Master・JCBが使えます。

弱点は、電話の段階では伐採の費用感をつかみにくいこと。急いで総額を知りたい場合は、現地調査の日程をできるだけ早く押さえることが先決です。

迷ったときの選び分け——遠方の相続人が見る3つの軸

1つめの軸は費用の見えやすさです。現地に行く前におおよその起点を知りたいなら、伐採1本8,200円(税込)〜と明示されている伐採110番のほうが話を進めやすいはずです。木の高さや幹の太さで金額が変わるため、幹回りと高さのメモ、スマホの写真を用意しておくと電話相談が具体的になります。

2つめは「伐る以外の選択肢」を残すかどうか。庭の象徴だった木を切ることに家族の抵抗があるなら、剪定550円(税込)〜のお庭マスターで「小さくして残す」場合の費用も出してもらい、伐採案と比べてから決める道があります。

3つめはキャンセルのしやすさです。伐採110番は見積り後のキャンセルが可能、お庭マスターは作業依頼前ならキャンセル無料なので、両方から見積りを取って比べる進め方もできます(伐採110番は現場条件により調査に費用がかかる場合があります)。隣家から枝の苦情が来ているなど時間がないときは、現地調査の日程を早く取れたほうで進めるのが現実的です。なお、函館の実家と札幌の自宅を行き来しながら整理を進めている方は、札幌市の伐採・抜根の頼み方も同じ要領で確認できます。

函館市ならでは:放置した庭木が招く3つの事態

越境した枝は「切られる側」になり得る——民法233条と市の案内

函館市は公式サイト「近隣の空き家の樹木・雑草の繁茂、越境について」で、民法第233条第3項の規定を案内しています。枝の切除を催告しても相当の期間内に対応がないとき、竹木の所有者やその所在が分からないとき、急迫の事情があるとき——この3つの場合には、越境された隣地の側が自ら枝を切り取れます。相続した実家の木が隣へ張り出したままだと、知らないうちに切除や紛争の当事者になりかねません。函館市の相談窓口は都市建設部都市整備課の空家対策担当(電話0138-21-3358)です。逆に、隣接する空き家の木に悩まされている場合は、法務局の登記情報で所有者を調べる方法も同じページで案内されています(出典:函館市公式サイト、2026年8月時点)。

枝の自己処分は「太さ10cm未満・長さ50cm未満」が条件

切った枝を函館市の燃やせるごみに出すには、太さ又は厚さ10cm未満・長さ50cm未満に切りそろえて束ねる決まりです。指定ごみ袋は5リットル10円から40リットル80円まで5種類(いずれも1枚あたり。10枚1組では100円〜800円)。規格を超える場合は重さで3段階の粗大ごみ処理券(30kg未満200円・30kg以上50kg未満400円・50kg以上600円)という区分がありますが、庭木をどの区分で出せるかは品目によるため、市の家庭ごみ分別辞典で確認してください(出典:函館市公式サイト、2026年8月時点)。屋根を越えるような木を1本解体すると枝葉だけで相当な量になり、規格に合わせて刻む手間も大きいため、伐採から処分までまとめて見積りに含める段取りが現実的です。

雪で傷んだ木は倒れる前に——道南の重い雪と育ちすぎた高木

同じ道内でも、旭川市のような内陸部とは雪質が違い、函館を含む道南では水分を多く含んだ重い雪が枝に付きやすいとされます。冬を越すたびに枝折れや幹の裂けが進んだ木は、強風時に倒れて隣家や電線に被害を及ぼすおそれがあり、先ほどの民法233条でいう「急迫の事情」の火種にもなります。畑作地帯の帯広市では防風林の更新が伐採の主なテーマになりますが、函館の住宅地で問題になりやすいのは、庭で想定以上に育ったカラマツやポプラ、手入れが途絶えて高木化した生け垣です。函館市の人口は232,760人・137,510世帯(住民基本台帳、令和8年1月1日現在)と、札幌市・旭川市に次ぐ道内3位。親世代が構えた一戸建ての庭を市外の相続人が引き継ぐ場面は今後も増えていきます。傷みが見えた段階で現地調査を入れておけば、倒木後の緊急対応よりも選択肢を持って進められます。

よくある質問

函館市外に住んだまま依頼できますか?

どちらの窓口も電話・フォームで相談を受け付けています。現地調査や作業当日の立ち会いの要否は現場や事業者によって異なるため、遠方在住であることを最初に伝えて、鍵の受け渡しや仕上がり確認の方法まで相談しておくと段取りが早くなります。

隣から「枝を切ってほしい」と言われました。急いだほうがいいですか?

放置は避けたいところです。民法第233条第3項により、催告後に相当の期間が過ぎると隣地側が自ら切除できる場合があります。自分の木の管理責任は所有者にあるので、苦情を受けた時点で見積りを取り、対応予定を隣家に伝えておくと紛争になりにくくなります。

切った木を自分で処分すれば安くなりますか?

函館市では太さ10cm未満・長さ50cm未満に刻めば燃やせるごみ(指定袋5リットル10円〜40リットル80円)で出せますが、大きな木では刻む労力と袋代・運搬の手間がかかります。見積りの際に「処分込み」と「処分は自分で」の両方の金額を出してもらい、差額で判断するのが堅実です。

切り株はそのまま残しても問題ありませんか?

樹種によっては切り株から再び芽が伸びることがあり、通路に近い場所ではつまずきの原因にもなります。将来その土地を売ったり駐車場にしたりする予定があるなら、抜根まで含めた見積りを取っておくと後の工事の見通しが立てやすくなります。伐採110番では抜根は伐採と別料金です。

冬の函館でも作業してもらえますか?

受付自体はどちらも24時間365日です。ただし積雪や凍結で作業の可否・日程が変わることがあるため、雪のシーズンを挟む場合は、現地調査の段階で作業時期の見通しを確認してください。

まとめ:実家の庭木は「情報だけ先に」動かせる

函館市で相続した実家の庭木は、費用の起点が明確な伐採110番(伐採8,200円(税込)〜/本)と、剪定550円(税込)〜で「残す案」も比較できるお庭マスターのどちらでも、市外にいながら電話とフォームで相談を始められます。越境した枝は民法233条により隣地側の切除が認められる場面があり、待つほど選択肢は減っていきます。まずは木の写真と寸法のメモを用意して、見積りだけでも取っておきましょう。

函館市の指定ごみ袋(燃やせるごみ用)1枚あたりの料金

出典:函館市「函館市の指定ごみ袋等の料金(ごみ処理手数料)について」(2026年8月時点)。剪定枝は太さ10cm未満・長さ50cm未満に切って束ねて出します。

データを表で見る
5リットル10円
10リットル20円
20リットル40円
30リットル60円
40リットル80円

函館市の粗大ごみ処理券の料金(重さ区分別)

出典:函館市公式サイト(2026年8月時点)。規格を超えた庭木を粗大ごみとして出せるかは品目により異なるため、市の家庭ごみ分別辞典で確認してください。

データを表で見る
30kg未満200円
30kg以上50kg未満400円
50kg以上600円
函館市で大木の伐採・抜根を頼むには|相続した実家の庭木・越境枝の整理の図解
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